おおきなこども | Private works – text
十年くらい前から、台風が来ると空に大きなまぼろしが映るようになったらしい。 わたしは大学生で、当時住んでた寮に住んでいて、 友だちがまぼろしをみにいこうと迎えにくる。 もうみんな見晴らしのよいところにみにいってる、 きょ…
ホテルの見る夢 子どもたち | Private works – text
大きな古いホテルにいる。 オカルトめいた捕物が行われ、わたしたちはモウレツに逃げているところ。 ものすごく怖いことがおこったのだが誰も思いだせない。 暗くて瀟洒な廊下、階段を走りぬけ、屋上にむかう。 屋上の駐車場にはポッ…
廃墟 古着 モード | Private works – text
あらゆる資源がなくなり、街は廃墟と化している。 あたらしいものは全くつくられず、モードは古着で回っている。 そこではわたしは古着のバイヤーをしており、 それはたいへん特別でかっこよくてシビレること、らしいのだ。 古着市は…